しまうまプリントではがきを印刷しました。同じデータではがき印刷を比較・レビュー・評価

しまうまプリントではがきを印刷しました。

注文したはがきは、商品ジャンル「ポストカード」の「印刷仕上げ」(官製はがきの通常はがきを使用)が5枚です。料金は、商品代金1,490円(非課税の通常はがき料金260円を含む)、ゆうパック送料500円、税込合計2,128でした。

しまうまプリント「ポストカード/印刷仕上げ」の裏面印刷

※ 輪郭が不鮮明なので境界線を付けてあります。

しまうまプリント「ポストカード」の「印刷仕上げ」は、富士ゼロックスのレーザープリンター Color 1000 Press で印刷されています。名刺・はがき印刷のような画質がさほど重視されない小品のオンデマンド印刷(少量印刷)では、このような粉体トナーのレーザープリンターによる印刷が一般的で、どの印刷会社でも画質に大差はないはずです。しまうまプリントの「印刷仕上げ」はがきも、印刷自体は他社と比べて劣っているとは思えません。しかし、他社のように上質紙(パルプ100%の非コート紙)などを使った私製はがきのアイテムがなく、官製はがきしか選べないため、仕上がりの美しさを求める人には向かないかもしれません。

小さな配送パッケージ。 中身はCD/DVDケースと同じポリプロピレン製ケース。

再生紙と上質紙のはがきを比較してみます。

日本郵便の通常はがきには、古紙パルプを 40%以上配合した再生紙が使用されています。再生紙は、上質紙と同様に、粉体トナーのレーザープリンターで印刷すると色が沈み、写真は暗い感じになります。それでも白色度の高い上質紙では本来の色を保ちますが、茶色味を帯びた再生紙では、光の回っていない光量不足の白い部分が退色したようにくすんでしまいます。風景写真やイラストのデザインであれば、色のくすみも作品の個性になります。しかし、元気な明るい笑顔の写真などは、はつらつとした魅力や生気が失せてしまいます。再生紙の官製はがきは、基本的に人物写真の印刷には向きません。

そこで、官製はがきのしまうまプリントポストカード/印刷仕上げ」と 挨拶状ドットコムはがき(片面)-カラータイプ スタンダード/私製はがき」を比較してみます。これは、両サイトの製品比較というよりも、茶色味を帯びた再生紙はがきと白色度の高い上質紙はがきの比較です。

用紙の色を比較(拡大)   左:再生紙 / 右:上質紙

印刷部分の比較(拡大)   上:再生紙 / 下:上質紙

CMYK印刷見本の比較(拡大)   上:再生紙 / 下:上質紙

[ ご注意 ] しまうまプリントのテストプリントは、2017年1月に注文したものです。2017年3月現在、しまうまプリントでは「ポストカード」の印刷サービスを休止しており、暑中見舞いの時期にサービスを再開する予定です。

【しまうまプリントの公式サイトはこちら】
https://www.n-pri.jp/